変分原理とシュレーディンガー方程式

\S20 変分原理のお話。
この節は、かなり難解な章だと思う。
でも、その分勉強しがいもある。
今日は、研究室の人たちをむりやり巻き込んで、一緒に考えてもらった。
結局、あんまり分からなかったけど、ある程度整理できたのはよかったと思う。


以下、まとめ
シュレーディンガー方程式の解 ⇔ ハミルトニアン積分<\phi |H|\phi>極値
基底状態 ⇔ <\phi |H|\phi>の最小(自信なし)
よって、基底状態波動関数は、<\phi |H|\phi>真の極小*1に対応

追記:つまり、<\phi |H|\phi>を最小にするには、基底状態波動関数を持ってこないといけない。
基底状態の定義は、エネルギーがもっとも小さな状態なので、最小となるのは明らか。
量子力学演習 (基礎物理学選書 17) (基礎物理学選書 (17)) p.134に簡単な説明あり。)

*1:真の?って何だよ。とか思った。励起状態波動関数は、エネルギー的には、最小であるという意味か?