[reading]相変わらず段取りが悪い。。。
- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/11/01
- メディア: 文庫
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材料が足りないことに、料理中気づいて、何度も買い物に出かけた.
料理をする前に、冷蔵庫にある材料を確かめたつもりだったのだけど、
確認が足りなかったせいか、はたまた経験知が足りないためなのか、
段取りがとても悪かった。
こういう本を読んだところで、段取りが良くなるわけではないのだけど、
「今回は、経験が足りないから、材料が足りないことを思いつかないのではないか」
「そもそも冷蔵庫にすべて材料があると考えてしまっていたのが、間違いだったのではないか」
と思ったので、まあ、次からは確認しようと思ったわけで。
素材とヴィジョンという指摘は、自分には足りないものだったので、考えさせられた。
思えば、いろいろな技術の本ばかり読んだりしているが、どんなものを作りたいということを考えたことがほとんどない。
技術だけで大きな視点がないと、需要のない商品を作ってしまい失敗する。
ですよねー。
素材ばかりさがしていて、ヴィジョンがないことに愕然としてしまった。
自分が何が作りたいのか、のんびりと考えてみよう。
読書メモ
- トヨタの発想
- 区別すべきは働いているかどうかではなく、稼いでいるかどうか、付加価値や利潤を生んでいるかどうかである。
- 段取りは、やる前に頭の中でいちおうその手順を組み立てておくものである。
- 自由な発想は難しい。
- テーマを限定する、あるいは素材を限定するというやり方
- 物事を俯瞰して見る視点を忘れない。
- マニュアルはむしろ覚えてはいけない。覚えると勘違いが起きる可能性がある。
- 「刑務所のリタ・ヘイワース」は面白そう
- 脱獄のための段取り
- 何事もそうだが、1つ道をつけるところまで到達するのが大変だ。そこまでが仕込みの段階で、あとは一度道がついたところを増幅していけばいい。
- 経験値や暗黙知は消えてしまう->記録しておく
- それが消えないところまで形にしておくことが重要だ。つまりチャートにしておく。それも非常に細かな手順のチャートにしておくと、後戻りしない。
- 会議での発言
- 具体的・本質的なことをいう。
- 脈絡のない思いつきや情報、一般的な意見を言っても、会議は進まない。
- 段取りで大切なのは、大筋を外さないこと
- 素材とヴィジョンの間をつなぐ段取りが大切だ
- 素材探しばかりしていないか
- ヴィジョンばかり話して、足元をまったく固めていないのではないか