不動産・保険・教育費を考えるのに、最適
- 作者: 橘玲,海外投資を楽しむ会
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/11/21
- メディア: 文庫
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何度も読んで、理解を深めたい良書。
不動産
またしても、不動産は賃貸でなければ、一般人にはきついなと感じさせられた。
不動産の価値を見積もる記述は、参考になった。
すなわち、
不動産の価値 = 1年間の収益 ÷ 利回り仮に、賃貸料が5万円/月と考えると、
1年間の収益 = 5万円/月 × 12ヶ月 = 60万円
利回り = 5%
であれば、 1200万円
万が一、不動産を購入するときに、客観的な指標となりそう。
保険・年金
これまで、保険の役割が正直分からなかったけれど、ようやく分かりました。
すなわち、
保険 = リスクのヘッジ
具体例として挙げられていた、医療保険の例ではっきりと気づかされた。
「入院給付金5000円/日、保障日数180日」の標準的な医療保険は、
5000円 × 180日 = 90万円
あれば、必要でないことになる。
90万円ぐらいなら、貯蓄を切り崩せばいいだけなので、
保険会社を儲けさせなくてもいいよね〜
教育
要点は、
公教育の崩壊
私教育の充実
それに伴う教育費の増額
悲しいことだけれど、現実を見据えて対策をしないと。
そうなると、普通のサラリーマンは、不動産よりも教育費にお金をかけないと。