株式・債券以外の投資の可能性
投資ファンドとは何か 知っておきたい仕組みと手法 (PHPビジネス新書)
- 作者: 北村慶
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: 新書
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もう1冊読んでみた。
♪評価 ☆☆☆★★(今、役に立つ度は少ない。雑学として、しっておけばいいかな?)
♪感想
この本を読んで、近年世の中を色々騒がしている、
投資ファンド(村上ファンドとか外国のハゲタカファンド)が
やっていること(設ける仕組みとか)が分かった。
また、日銀の福井総裁が、村上ファンドに1000万円投資していたことが
最近問題となっていたけど、それがなぜ問題なのかも分かりやすくなった。
また、これまでハゲタカファンドをきちんと調べもせず、悪いヤツと決め付けていたのだが、
この本を読むと、それは考えすぎというか、偏狭な考え方であると思った。
話はガラッと変わるが、
自分の投資の中で、役に立つ記述は、やはり不動産投資(REITなど)の項目だったと思う。
- 株式・債権との相関係数が小さい
→分散効果
- イールドギャップという視点
→銀行金利とキャップレート(不動産投資利回り)の差額で、
投資目的が変わる。
すなわち、不動産の売却益を目的とするのか?
賃料収入を目的とするのか?
ただし、不動産の金融商品化が、相関係数を大きくするという報告もあり、
分散効果は低下するかもしれない、ということは考えておかなければならない。
でも、どちらにしたって、資産規模の小さいうちは、雑学程度ということで〜^^;